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年の瀬を全力で彩る街の浮かれプリが毎年毎年派手に目に痛くなること、ありませんか? クリスマスシーズンはまだ良いのですけれども、正月3が日で街に誰も人が居なくなる時には特に。 なんかアレなんですよ。モノサシ的な計り勤しむ集団レミング的な発想が苦手な天の邪鬼。 味噌汁を温めながらウッカリお玉を二つ焼失させる程に可愛いTeamDyquemで御座います。皆様こんばんは。
今回は英語Alwaysネタで御座います。
と、言うのもですね、かれこれ10年近くにもなろうかとは思いますが、 所謂、英会話マンツーマンカフェレッスンというものに勤しんでおります。 おりました、と表現するべきやもしれませんが。
英語学習を志すならば、つまるところ実践会話の積み重ねこそが最終解でありましょう。 カフェマンツーマン。この仕組みに挑戦し始めた10年前の段階で、 なんともラッキーな事にとても良い先生に巡り会う幸運に恵まれ、 数年のレッスン常連化の後、今ではもはや吞み友達にまで昇華するに至りました。
今では親友であり、偉大な語学教師。彼の名はThomas。
本エントリー、公式未発表(?)自分の過去の原稿よりAlways的な試みで御座います。 5年近く前の話になりますが、当時の話題を一つ再編集にてお届けします。
そう、、当時のある年明けで御座いました。
新年一発目のMr.Thomasとの会合というか茶飲み話が先日行われた。 もはやレッスンと呼べるしろものですら無い。
待ち合わせ後、3分。 年明けの挨拶は僅か3分そこそこに、それこそ「寒いね」の一言もなく、どんな年末年始だった? so what's your new years resolutions then? 的な会話も無く、 「おめでとう^^ ところでさ。」 この二人、早くも食べ物談義なのである。
T「銚子の醤油工場に行った事はあるかい?」
俺(何故いきなりその話題?という意味で半笑い) 「あー、あそこは小学生の頃に見学に行ったよ」
T「Oh my gosh! 醤油の香り豊かな工場・・・」<ウットリしている 「この冬中には絶対に行ってくるよ!」
銚子と言えば犬吠崎。 まともな正月トークならばそれはあんた大晦日に行っておくべきだったねぇ、 と意地悪な日本人トークになりそうなところなんだけれど、あまりにも目を輝かせた無邪気な笑顔。
T「SHO-YU SENBEI は食べた事ある?」<満面の笑顔
このオーストリア人である。 俺に英語で「醤油せんべい」の何を語れと言うのだ。何を語れると思っているのだ。 銚子ったって地元の様で地元では無いし、醤油せんべい食べた記憶もとんと無い。 英語学習歴いったい何年だよと自分に突っ込みたくなるほどの、この何とも説明のし辛い、 説明し辛いと言うか食べた記憶が無い広大な脳内空洞を想像で埋めながら、 「しっとり」とか「まったり」みたいな想像英語をもの凄く不憫に駆使して懸命に説明するも、Mr.Thomas固定笑顔。 出た。「説明が難しいというのは良く判ったよ^^v」 俺のドン引きフレーズワースト1なのである。凹むのである。
せんべい大好きオーストリア人に、 俺が覚えてる中でかなり美味しかった浅草の唐辛子がかかっているせんべいを紹介。 しかし正確な名前が判らない。 メモとペンを構えて子犬の様な目で俺を見るMr.Thomas。激しい焦燥感が俺を襲う。 唐辛子煎餅って何て言えばいいんだよ。 red pepper / rice cracker とかそういう事を言いたいんじゃなくて、ほんとアレ、何て言うんだったっけなぁ・・。 (なんかしら名前が付いていた気がするのです・・・)
新年早々のレッスン。 いつものVeloceで落ち着いた音楽を聞きながら、背後からはカップルの談笑が聞こえ、 小奇麗なお姉さんらが読書しながらホットラテ飲んでる中、大音量で醤油&せんべいレッスン。
いいねぇ。
レッスン終わり帰路に着く。 今年は勉強加速させると硬く決意しているのである。
この流れで、今夜は久しぶりにサイゼリアでもうちょっと勉強していくか! ノリノリなのであるが、ここで脳内会議発令。
学習欲を司る者「この調子で一年続けたら凄く満足感が得られるでしょうね^^」
健康を監視する者「そうそう。サラダあたり食べながら勉強なんていいでしょ。」
経済責任者「グッドアイディア。サイゼリアは財布にも優しくってよ?」
煩悩(本人格)「けど、喉乾いたしビール呑みたいねえ」
手綱を握る官房長官「ま、、ま、まあサイゼリアでジョッキを一杯程度なら良いのではないですか。 先の決意を無駄にするべきでは有りませんよ。年明け早々に。」
会場「そうだよ。そうだそうだ。」
煩悩(本人格)「うん。でも先輩の店に年明け挨拶に行くことにするよ^^」
ALL「ちょ!何で勝手に決定してんだよ!!会議意味ねーーよ!!」
ALL「あんたいつもそうだ!これからもそうやって生きていくのか!?(T_T)」
煩悩(本人格)「あははは。またまたみんな大袈裟だなぁ。」
こうして夜は更け、 財布には木枯らしが吹き荒び、 覚えたフレーズを忘れかけ、 翌日は風邪気味なのである。
人呼んで、醤油レッスン。
シリーズ記事まとめ
■Aニュース、ガジェット通信 寄稿記事
「『連載.jp』寄稿「ゲームプログラマが語る「プロ棋士に勝ったAIは、タクシー基本無料化をもたらす?」」」
「『Aニュース/ガジェット通信』寄稿「ゲームプログラマが語る ”買わない理由”がもたらす充足感と、開発者達の心理」」」
「『Aニュース/ガジェット通信』寄稿「ゲームプログラマが語る アップデート版に潜む開発者モラルハザード」」
「『Aニュース/ガジェット通信』寄稿「ゲームプログラマが語る ソフトやアプリと携帯ゲーム課金における経済行動学」」
「『Aニュース/ガジェット通信』寄稿「ゲームプログラマが語る。新しいゲーム機が定期的に生まれる理由」」
「『Aニュース/ガジェット通信』寄稿「ゲームプログラマが語る 楽しさの仕組み ゲームメカニクス」」
「『Aニュース/ガジェット通信』寄稿「ゲームプログラマが語る 3Dテレビとゲームの微妙な関係 その打開策」」
「『Aニュース/ガジェット通信』寄稿「ゲームプログラマが語る 無料アプリのビジネスモデルと舞台裏」」
「『Aニュース/ガジェット通信』寄稿「新発表ラッシュに見るクラウド大航海時代の幕開け」」
■ゲーム制作初心者さん向け系
ゲームプログラマが語る。なんちゃってリードプログラマにはなるな!ゲーム造りで放棄してはいけない大切な事
ゲームプログラマが語る。今さら聞けないフレームレートに纏わる話。秒間60?16ミリ?
ゲームプログラマが語る。「浮動小数点」と商業レベルで上手に付き合う方法
「ゲームプログラマが語る。ゲーム制作初心者の方へ小ネタ「クォータービュー入門」」
「ゲームプログラマが語る。「正しい乱数」が彩る確率世界とエンターテイメント」
「iPhoneアプリ、ゲーム制作初心者の方へ小ネタ「線分と円の交差」」
「iPhoneアプリ作者より、ゲーム制作初心者の方へ小ネタ「2Dベクトル」」
「iPhoneアプリ作者より、ゲーム制作初心者の方へ小ネタを一つ」
■「プロのゲームプログラマとして、ゲーム製作に関する書評を」シリーズ
ゲームプログラマが語る書評:「MMORPGゲームサーバープログラミング」を読んでみた
ゲームプログラマが語る書評:「ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術」を読んでみた
ゲームプログラマが語る書評:「ゲームエンジン・アーキテクチャ」を読んでみた
■個人でも出来る、マルチプラットフォーム開発関連
「ゲームプログラマが語る。iOSゲームをWinマルチプラットフォーム開発・その4」
「ゲームプログラマが語る。iOSゲームをWinマルチプラットフォーム開発・その3」
「iPhoneアプリ作者が語る。マルチプラットフォーム化その2・アトミック型定義のススメ」
「ゲームプログラマが語る。iOSゲームをWinマルチプラットフォーム開発・その1」
■リリースしました系
「PASTEL-ORBIT/TeamDyquemアプリ第19弾。ローグライク決定版「隣人は魔王」をリリースしました。」
「TeamDyquemアプリ第18段。ご当地バトルRTS「埼玉クエスト」をリリースしました。近隣の県を滅ぼそう(*-_-*) 埼玉以外でも遊べます #47app」
「アプリ新作「ネコりす マカロン」をリリースしました」
「埼玉県ご当地アプリ、「タッチ the さいたま」をリリースしました #47app」
「アプリ新作「ひよこガーデン」をリリースしました」
「TeamDyquem新作。結構真面目なアクションパズル「ネコりす」リリース」
「iPhoneアプリ作者が、iアプリ「泡リス女子部 for iアプリ」をリリースしました」
「自作iPhoneアプリ改良版、「ネコがゴミのようだネ:アーケード」をリリースしました」
「iPhoneアプリ作者が、「まりも育成」for iモードをリリースしました」
「iPhoneアプリ新作 「ナタ・デ・ネコ」 をリリースしました」
「秋刀魚は関係ないけれど、新作「i-Wishbone」リリース」
「アプリ新作「ネコがゴミのようだ」。プロモ動画をアップしてみた」
「「泡リス 女子部」、販売開始」
「AppBankにまりも紹介記事が!」
「ゲームプログラマとして参加。ご当地47都道府県アプリプロジェクト #47app」
□ビジネス系
「ゲームプログラマが語るドコモiPhoneと、インフラから合法的に大金を抜くスキーム」
「ゲームプログラマが語る。秀丸エディタのビジネスモデル」
■SFネタ系
「ゲームプログラマがSFを語る。意識はどこからやってきて、死んで、そして何処へ行く?」
「ゲームプログラマが語る。気の遠くなるスキもない程の、宇宙の話」
「iPhoneアプリ作者が語る。流れ星に馳せる真実」
「iPhoneアプリ作者が警笛。どこでもドアの使い過ぎには注意」
「iPhoneアプリ作者が語るSETI理論。異星人さんは何処!?」
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Theme:生涯学習
Genre:サブカル
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